摘んだばかりのホップで 摘香〈てきか〉生ホップ・ハーベストペールエール

愛知県豊橋愛知県豊橋市で

クラフトビールを立ち上げる準備している

有限会社マル隆の岡島です。

豊橋に醸造所出来るまで、あと479日

予想外にホップが出来てきました。

やはり吊るものは成長しやすいです。

連日の雨にも負けず伸び続け

隣の松に伸びています。

今度植木屋さんくるので

その部分は切られますね。

摘むにはまだはやいようで

もう少し大きくなってからになります。

摘んだら早速生ホップビール

醸造してみます。

多分ですが香りが違うのでしょうね。

でも3種類植えたはずですが

重なり合いどれがどれなのか

わからない状態です。

目次

摘香〈てきか〉生ホップ・ハーベストペールエール

収穫した生ホップは

普通のペレットを新しくしたものではありません。

水分を多く含むため

**青い草、花、柑橘の皮、樹脂のような“摘んだ瞬間の香り”**が出ます。

収穫当日に仕込み、生ホップは苦味計算に入れず

80℃のワールプールだけで主役にします。

生ホップは約80%が水分で

収穫後は急速に変化するため

できれば当日、遅くとも36時間以内に使う設計です。

項目目標
OG1.050前後
FG1.010–1.012
ABV約5.0%
IBU19–21
色8–9 EBC/澄んだ黄金色
炭酸2.5 vol
提供温度7–8℃

麦芽

原料役割
ペールエール麦芽生ホップを受け止める、軽いビスケット感
小麦麦芽泡持ちとやわらかさ
Vienna Maltほんの少しのパン・蜂蜜の余韻

濃色麦芽もCrystalも使いません。麦芽を複雑にしないことで、収穫したホップの緑の香りが埋もれません。

ホップ

タイミング原料目的
60分煮沸Magnumペレット(13%AA想定)苦味の土台だけを固定
80℃・20分収穫当日の生ホップ毬花このビールの主役

生ホップの扱い

  1. 収穫後すぐに重量を量り、収穫時刻も記録する。
  2. 虫、枯葉、茎、茶色く傷んだ毬花だけを除く。洗わない。
  3. 毬花は潰さず、軽くほぐす。
  4. 5 L以上の大きなホップバッグまたはバスケットに、詰め込まず入れる。
  5. Magnumで60分煮沸後、麦汁を80℃まで落とす。
  6. 生ホップ250 gを全量入れ、80℃で20分保持。
  7. すぐ18℃まで冷却する。

生ホップは煮沸で長く加熱すると

せっかくの青い香りが飛び

草っぽさだけが残りやすくなります。

ドライホップは行わず

収穫直後の香りを熱い麦汁の中で受け止めます。

酵母・発酵

酵母量発酵管理
LalBrew BRY-9712 g18℃で投入、3日後から20℃

BRY-97は酵母の香りで生ホップを覆わず

麦芽とホップの境目を整えます。

発酵後はFGが4日連続で安定してから2℃で48時間冷却し充填します。

飲み口と、このレシピのうんちく

最初に、生のレモンの皮、摘み草、白い花。少し時間が経つと

松脂のような青い香りと麦芽のやさしいパンの香りが重なります。

苦味は強くなく、香りが消えたあとに短く残るだけです。

これは「ホップの品種を飲む」ビールではなく

豊橋でホップを収穫した、その日の空気を飲むビールです。

収穫量、収穫時刻、天気、香りの強さまで、毎年違う。

その違い自体が、この一杯のレシピになります。

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