愛知県豊橋愛知県豊橋市で
クラフトビールを立ち上げる準備している
有限会社マル隆の岡島です。
豊橋に醸造所出来るまで、あと480日
醸造所建築の位置も確定して
現在、醸造機械設置の設計をして
確認しています。
これを関係者で共有して税務署へ
醸造所建設の許可を申請しに
行くこととなります。
建築位置と醸造機械の位置と内容
納税ラインの確認をします。
ですから建物の上物やお店の内容は
まだ何も決まってない感じです。
だいたいはありますが建材が高騰しており
思っているのを建てるのは
首を絞める事になります。
やはりシンプルにしてコストを
しっかり落とさないとダメです。
自分のこだわりは他人には
全く意味のない事のがほとんどです。
確かにこだわった店舗作りは必要ですが
やはり経営として考えると
自分の考えでデザインを進めると
お金かかるだけでリターンは
非常に少ないです。
皆の意見を入れると面白くもなんともない
結果しかでないので
それはそれで避けないといけません。
難しいバランスです。
そんな経営に大切なバランスをレシピにしたビールです。
均衡〈きんこう〉Wheat IPA
均衡は、全部を同じ強さにすることではありません。
小麦は主役になり過ぎない16%。
苦味は土台だけを作り
香りは三種類のホップで層にする。
酵母は目立ち過ぎず
麦芽とホップを一つの味にまとめる。
毎日の経営判断のように
どれも欠けると成立しないIPAです。
| 項目 | 目標 |
|---|---|
| スタイル | バランス型 American Wheat IPA |
| OG | 1.050 ± 0.002(約12.5 Brix) |
| FG | 1.010–1.012 |
| ABV | 約5.0% |
| 苦味 | 29–31 IBU |
| 色 | 10–11 EBC/明るい黄金色 |
| 炭酸 | 2.4–2.5 vol |
| 提供温度 | 8–9℃ |
麦芽
| 原料 | 量 | 比率 | 役割 |
|---|---|---|---|
| Maris Otter | 3.85 kg | 77% | 全体の土台。ビスケットのような穀物感 |
| 小麦麦芽 | 0.80 kg | 16% | きめ細かい泡、やわらかな口当たり |
| Vienna Malt | 0.35 kg | 7% | 軽い蜂蜜・パンの余韻 |
小麦を半分近く入れる白ビールにはしません。
16%に留めることで、泡とやわらかさは得ながら、IPAの軽快さとホップの輪郭を残します。
ホップ
AAは Magnum 13%、Citra 12%、Amarillo 9%、Mosaic 12%想定です。
| タイミング | ホップ | 役割 |
|---|---|---|
| 60分 | Magnum | きれいな苦味の骨格 |
| 10分 | Citra | 柑橘の明るさ |
| 10分 | Amarillo | オレンジと花の香り |
| 78℃・20分 | Citra / Amarillo / Mosaic | 香りの厚み |
| ドライホップ48時間 | Citra / Amarillo / Mosaic | 香りの仕上げ |
Citraが中心、Amarilloが花とオレンジ
Mosaicが少量の熟した果実を加えます。
Mosaicを増やし過ぎず
三者が同じ方向を向く量にしました。
酵母
| 酵母 | 発酵 |
|---|---|
| LalBrew BRY-97 | 18℃で投入、3日後から20℃ |
BRY-97は果実香を前に出し過ぎず
ホップの香りを濁らせません。
わずかな熟した果実感を残しながら
麦芽の甘さ・小麦のやわらかさ・苦味を一つに結びます。
飲み口
ひと口目はCitraの明るい柑橘。
中盤で小麦のやわらかさと
Viennaのパンのような甘い香りが出て
最後はMagnum由来のきれいな苦味が短く締めます。
香りは華やかでも、甘さ・苦味・ボディのどれもが前に出過ぎない。
一日の判断を重ねたあとに、静かに「これでよかった」と思えるIPAです。


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