醸造所ができるまで

土地から一つずつ準備する

醸造所の予定地は、豊橋市柱三番町です。現在の場所の条件を確かめ、建物と設備の計画を進めています。2026年7月には建設予定地で遺跡に関わる試掘が始まり、その様子をブログで紹介しました。9月11日のブログでは、試掘の結果、本発掘が不要になったことを報告しています。新しい状況を受けて、建築や設備の段取りを改めて見直しています。

土地の調査、建物の設計、給排水や電気、醸造機械、冷蔵設備。どれか一つが決まれば完成するわけではありません。それぞれの条件を合わせながら、現場で使いやすい醸造所を考えています。

見栄えと使いやすさと品質

建物には予算があり、限られた面積もあります。見た目だけを優先せず、作業のしやすさ、清掃のしやすさ、原料や商品の動かし方を考えて設計を進めます。

設備は、つくりたい味と、日々続けられる仕事の量から考えます。必要なものを選び、導入後にどう使うかまで具体的にすることが、開業前の重要な仕事です。

現場で学ぶ

2026年8月には協力醸造所で仕込みを見学し、実際の工程や機材の扱いを学びました。計算や資料で分かっていたつもりでも、現場で見ると初めて分かることがあります。

温度の変化、ホースの取り回し、機械の配置、洗浄の進め方。見学で得た気付きを、自分たちの準備に戻していきます。

事業計画を言葉と数字にする

2026年6月には補助金申請に取り組み、6月18日のブログで申請を終えたことを報告しています。計画づくりでは、何を造り、誰へ届け、どのように続けるのかを、何度も見直しました。

地域にどのような仕事やつながりを生むのか。新しい雇用につながる事業として育てられるか。申請資料を作る過程は、自分たちの事業を具体的に考える時間にもなりました。補助金の結果だけに依存せず、事業として続く仕組みを整える考えです。

これからの予定

2026年11月に協力醸造所のビールでネット販売を始め、2027年に建物と醸造設備、必要な手続きを整える計画です。自社の仕込みは、必要な免許の交付後に進めます。

醸造所の完成目標は2027年12月1日です。品質確認を経た自社醸造品の販売と、タップルームでの提供は2028年1月を計画しています。具体的な日程が変わる場合は、その理由と新しい見通しをお知らせします。